GIGAアンケート。 4.(5-2) 環境と安全を守るしごと (わたしたちの村)
もう少し日差しのある天候かと思っていましたが,曇りの日で,蒸し暑い一日でした。
9月1日,新しい行政機関 デジタル庁が設置されました。
設置されたばかりのデジタル庁から,9月3日に「GIGAスクール構想についてのアンケートの取りまとめ結果」が公表されました。その内容が,ネットやニュースでも話題になりました。
アンケート結果や意見をもとに,主な課題と施策の方向性や学校での工夫事例などを示しています。
“教育のデジタル化”がさらに進み,新型コロナ禍での子供達の活動や学びが,より充実していくような施策を期待したいと思います。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(1995・平成7年 改定発行)の「四、住みよい村づくり」からです。
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(五) 環境と安全を守るしごと
2 健康を守るしごと
わたしたちが,明るく,楽しい生活をするためには,何よりも健康がたいせつです。役場の住民福祉課では,村の人々の健康を守るために,健康相談や病気の予防・早期発見につどめています。保健婦さんを,さいようしたり,診療所と協力して,予防接種・ガン検診・人間ドックなどを行っています。また,地区の衛生委員と協力して,地区のいっせい消毒を行っています。そのおかげで,でんせん病などが,おこることがなくなりました。
3 診療所のしごと
わたしたちの村には,明治のころからお医者さんがいましたが,広い村で,交通も不使だったので,じゅうぶんな治療を受けることができませんでした。
1947(昭和22)年,高里に国民健康保健診療所ができて,安い費用で治療ができるようになりました。しかし,初めのうちは診療所に来てもらえるお医者さんが少なかったので,たいへん困りました。ところが,1981(昭和56)年からは,自治医科大学を卒業したお医者さんが,作手村にも来てくれるようになったので,心配がなくなりました。
1982(昭和57)年には,X線テレビ,胃カメラ,超音波診断装置などの近代的な医療機器が導入されたので,ガンや成人病の早期発見ができるようになりました。
今までの診療所が古くなったため,1991(平成3)年に,新しく診療所と保健センターが建てられました。これによって,治療ど定期検診だけでなく,保健予防を組み入れた総合的な保健・治療体制がととのい,村の人々は一だんと健康な生活ができるようになりました。
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注)これまでの記事は〈タグ「わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。
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◇GIGAスクール構想についてのアンケートの取りまとめ結果を公表しました(デジタル庁)