集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

ワクチン接種。はじめに (作手の名勝と史跡めぐり)

花0424。 もっと良い天候になると思っていましたが,曇りの一日でした。  自治体から「高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種は,予防接種法に基づく定期の予防接種です。」との案内が届き,かかりつけ医に肺炎球菌ワクチン接種をしに出かけました。  接種を終えると,接種日,医療機関名,ワクチン名,ロット番号などが記された「予防接種済証」が発行されました。  ワクチンは「23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン」でした。  済証に「この済証は,大切に保管してください。」と書かれていますが,必要なときに「どこに仕舞ったかな…」となりそうですが,どのように保管しましようか悩みます。  次のワクチン接種は“新型コロナワクチン 1回目”となりますが,いつになるでしょうか…。  『作手の名勝と史跡めぐり』(発行1997年?)からです。 ********     出版に寄せて  近年“科学の発達”の名のもとに,大自然にあまりにも人の手が加えられ,身近な自然が人里から遠ざかり,その結果自然への崇敬の念や愛着心が薄らいでまいりました。  一方“近代化”の名のもとに,伝統・名勝・史跡・里諺などが時とともに忘れ去られ失われてまいりました。  この様な時代にこそ,改めて大自然の恵みを再認識し,自然の恵みに浴し,先人の知恵に感謝する気持ちが肝要であります。  郷土の先人たちが守り育て,代々受け継いできた自然の姿や,史跡などの文化遺産を目のあたりにする時,これらの掛け替えのない遺産を次代へ伝えることが我々の使命であります。  この度,作手村教育委員会作手村文化協会郷土史部会により『作手の名勝と史跡巡り −中部編−』が発行されました。  この“しおり”を手に,村内を探訪していただき,作手の良さを再発見していただくとともに,ご教示いただければ望外の喜びであります。    作手村教育委員会教育長  斎藤彦徳 ********     温故知新  平成七年十一月,歴史読本の主催により,全国より著名な歴史学者による《なぜ中世都市が見直されるのか》と言うテーマの討論会の中で網野善彦教授は,「現在は何もない場所から,予想もしなかった立派な都市がでてくると言うことでしょうね」と語られています。その企画の中で千田芳博教授は全国三十二か所の中に古宮城を紹介されています。山家三方の雄,奥平氏が作手を退去するまで,市場(イチバ)村・長者平(チョウジャヒラ)村は奥平氏を支えるに足る集落や市場を形成していたと考えられての紹介です。それを取り巻くように重要な城砦が築かれ堅固に護られています。  《今回歴史散策のしおり》の発行により,これらの城がより身近に感じられ気軽に散策できるようになったことは,歴史愛好家のみならず,郷土を愛するものの誰もが喜びとするものであります。現地を散策することにより〔つわものどもの夢の跡〕に思いを馳せ,より親しみを感じ,郷土愛を深め,また新しい発見につながることを期待し,多忙の中寸暇を惜しんで編集された会員諸兄に感謝をし,心より厚くお礼を申し上げるとともに,多くの愛好家のご利用をお願いするものです。    作手村文化協会郷土史部会長  柴田功 ********
地図0424。 ※地図をクリックすると拡大表示します。
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