集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

絵本「おりづるの旅」児童画・写真展

展示1006。 雨の日でした。けれども,予報されていたほどには降らなかった気がします。  明日も天気がよくなさそうな…。  晴れてほしいなあ。  つくで交流館で,今日から『絵本「おりづるの旅」児童画・写真展』が始まりました。  絵本『おりづるの旅』は,「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんの短い生涯について描かれた作品で,世界各国で翻訳され,読まれています。
 1945年8月6日,原爆が広島に投下されたとき,禎子はわずか2歳でした。核分裂による熱線,爆風,そして放射線による直接的な被害だけでなく,その後の残留放射能によって,健康そうに見える人々の体をもむしばんでいく恐ろしい核兵器です。  その被爆から奇跡的に助かり,今まで何事もなく元気に成長してきた禎子もまた,その“魔の手”から逃れられませんでした。戦争終結から10年も経ってから発病した原爆病で,禎子はわずか12年の生涯を終えます。  禎子の死を深く悲しんだ同級生たちが,「二度と原爆が使われないように」という願いを込めて,慰霊碑「原爆の子の像」を建てたのをはじめとして,「平和への願い」の想いが世界中に広がっていくようすが描かれています。  さだこと おりづるの 話は 本や歌、劇となって、  いろいろな国に ひろがっていった。  おとなも こどもも、つるを おりながら 祈った。  世界が 平和になるように。  二度と 原爆がつかわれないように。  さだこの悲しみが くりかえされないように。
 豊橋市在住の作者 うみのしほ氏の元には,絵本を読んだ世界各国の子供達からたくさんの感想画や写真が届いています。うみの氏は,そこに込められた「平和への祈り」を大勢の人達に感じてほしいと、各地で展示会を開いてみえます。  今回の児童画・写真展は,地区で活動する“つくでブッククラブ”との縁で開催に至ったそうです。 があり、つくで交流館での開催となりました。  期間は10月15日(日)までで,10月12日(木)には作者 うみのしほ氏のお話と読み聞かせがあります。  子供達の絵から“強い思い”が伝わってきます。みなさんも,ぜひご覧ください。 【関連】   ◇企画展をみよう(企画展1)広島平和記念資料館)   ◇サダコと原爆(キッズ平和ステーション[ヒロシマ]) 【追記;選挙情報】  昨日,新城市長選に関わる公開政策討論会がありましたが,本日午後,新城市議会議員選挙に立候補予定者の政策が公開されました。   ◇新城市議選 市長選 候補者の政策をくらべて選ぶ選挙へマニフェストスイッチ)