集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

中秋の名月。時間銀行。

月915。  数日前の予報では「週末も雨」でしたが,小雨の降るときもありましたが,“晴れの一日”でした。  台風16号が接近するまでは,“よい天気”が続きそうです。週末の催しも,予定通りに実施できそうです。ありがたいことです。  今日は,旧暦8月15日,「中秋の名月」です。Googleのロゴも,「中秋の名月 2016」でした。  中秋の名月は,「十五夜」とも呼ばれますし,ちょうど芋の季節で,その収穫を感謝しお供えすることから「芋名月」とも呼ばれます。  中秋の名月は,「秋の真ん中に出る満月」の意味で,“8月15日の夜に出る満月”です。  しかし,必ずしも“満月”になるとは限りません。今年は9月17日が満月で,今日は2日前となります。  最近では,十五夜中秋の名月)が満月だったのは,2013年でした。次は2021年のようです。  以前,“中秋の名月”を調べていて,「月見泥棒」という言葉がありました。  その時,初めて知ったことですが,昔は日本各地にあった伝統行事のことだそうです。  各家庭に供えられた月見団子を,子供たちが盗み食いをするというものです。  この日は「無礼講」で,子供たちが“盗み”をしました。この盗みにあうことは“縁起がよい”ことで,咎められることはありません。  現在では,手の届くところに月見団子が飾られたり,夜に子供が他人の家を回ったりすることは,無くなっています。今でも行われている地域は,おそらくないでしょう。  季節を楽しみ,季節を味わう行事が,その地域の“風俗・風習”として見られなくなっています。残念な気がします。  “大らかさ”のある社会は,子供の成長する姿も変わってきます。それを取り戻したいと思いますが,無理でしょうか。  備忘録にあった「時間銀行」の話です。 *******  次のような銀行があると,考えてみてください。  その銀行は, 毎朝あなたの口座へ 86,400ドルを振り込んでくれます。  同時に,その口座の残高は,毎日ゼロになります。  つまり,86,400ドルの中で,あなたがその日に使い切らなかった金額は,すべて消されてしまいます。  あなただったら,どうしますか?  毎日86,400ドル全額を引き出しますよね。  私たちは一人一人が,同じような銀行を持っています。  それは,「時間」です。  毎朝,あなたに 86,400秒が与えられます。  毎晩,あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。  それは,翌日に繰り越されません。  それは,貸し越しできません。  毎日,あなたの為に,新しい口座が開かれます。  そして,毎晩,その日の残りは燃やされてしまいます。  もし,あなたがその日の預金を全て使い切らなければ,あなたはそれを失ったことになります。  過去に遡ることはできません。  あなたは,今日与えられた預金の中から今を生きないといけません。  だから,与えられた時間に,最大限の投資をしましょう。  そして,そこから健康,幸せ,成功のために,最大の物を引き出しましょう。  時計の針は走り続けてます。
1年の価値を理解するには,  落第した学生に聞いてみるといいでしょう。 1か月の価値を理解するには,  未熟児を産んだ母親に聞いてみるといいでしょう。 1週間の価値を理解するには,  週間新聞の編集者に聞いてみるといいでしょう。 1時間の価値を理解するには,  待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいでしょう。 1分の価値を理解するには,  電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。 1秒の価値を理解するには,たった今,  事故を避けることができた人に聞いてみるといいでしょう。 10分の1秒の価値を理解するためには,  オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に聞いてみるといいでしょう。
 だから,  あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。  そして,あなたはその時を誰か特別な人と過ごしているのだったら,十分に大切にしましょう。  その人は,あなたの時間を使うのに充分ふさわしい人でしょうから。  そして,時は誰も待ってくれないことを覚えましょう。  昨日は,もう過ぎ去ってしまいました。  明日は,まだわからないのです。  今日は,与えられるものです。  だから,英語では今をプレゼント(=present)と言います。
*******  今,「時間」に,最大限の投資をしているだろうか。  今,「時間」から,最大のものを引き出しているだろうか。  与えられた時間に感謝し,明日を迎えます。  ありがとうございました