集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

第8回新城市平和祈念式典

祈念式典0803。 今日も暑い一日でした。  午前中、第8回新城市平和祈念式典が新城文化会館で開催され、作手地区の遺族代表として出席しました。  平和祈念式典は、
【第一部 式典】  ○ 開式のことば  ○ 新城市民憲章唱和  ○ 黙とう  ○ 市長式辞  ○ 献花  ○ 来賓あいさつ  ○ 閉式のことば 【第二部 平和への取り組み】  ○ こどもナレーターによる朗読 「一つの花」  ○ 新城市立新城中学校生徒による吹奏楽演奏  ○ 新城市平和都市宣言唱和
の2部構成で進められました。  市長は式辞で、戦没者への追悼、2度と繰り返さない決意を語り、そこから「次世代に受け継いでいく…。」と述べました。  平和な世界で、次の世代が生きていけるように、諦めずに努力をすることが大切だと述べました。  来賓のあいさつにも、「次の世代に…」や「祈念から維持する努力を…」といった言葉がありました。  第二部は、小学生5人による『一つの花』の朗読から始まりました。 一つの花0803。 国語の教科書にも載る、
「一つだけちょうだい」
から始まる作品です。   ◇『一つの花』(今西裕行・作)(Ronshi)  会場のみなさんは、子供達の朗読を聞きながら、「ゆみ子」を思い浮べ、お父さん、お母さんの思いに触れているようでした。  戦争そして平和を思う朗読でした。  第二部に小学生と中学生が、平和都市宣言唱和に若者議会議員が登場し、“次の世代”の姿がありました。  でも…。  工夫のある企画や内容でしたが、すでに8回目となり、何度も言われる「次の世代へ継承し…」について、もっと踏み込んだ取り組みを考えていきたいと思います。  少なくとも「次の世代」の参加が増えて欲しいのです。  式典の会場やパネル展示に、“次の世代”が足を運び、平和への思い、次への願いを、老若男女がともに考えたいと思うのは、欲張りでしょうか。  今日の『一つの花』は教科書で学び、子供達は知っています。これを入口として、来年(2025)の戦後80年に向けた平和学習カリキュラムを始めてはいかがでしょう。  平和学習の“地域教材”は、第1回の市民発表、第2回の講演『新城高等女学校と学徒動員』など豊富です。そして、学習の出口は…。  第9回に向けて動き出すのは…。  追悼と先人への感謝、現在への感謝、そして未来(あす)を考えた一日でした。  ありがとうございました。 【これまでの記事「新城市平和祈念式典」】   ◇第1回新城市平和祈念式典(2017/07/29 集団「Emication」)     ◇第2回新城市平和祈念式典(2018/07/29 集団「Emication」)     ◇第3回新城市平和祈念式典(2019/07/27 集団「Emication」)     ◇第4回新城市平和祈念式典(2020/07/18 集団「Emication」)   ◇第5回新城市平和祈念式典(2021/07/17 集団「Emication」)   ◇第6回新城市平和祈念式典(2022/07/16 集団「Emication」) 【関連】   ◇新城市民憲章新城市)   ◇新城市平和都市宣言新城市)   ◇一般戦災死没者の追悼;年間の追悼式開催予定総務省) 【参考】   ◇『一つの花』(今西裕行・作)(Ronshi)