集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

中学3年生の挑戦!「そろったぞ 422人」

虹1025。 朝から小雨が降っており,予報では「午後から晴れる」とのことでしたが,夕方まで降りました。  夕方,東の空に2本のが“立ち上がって”いました。はっきりした色でした。  明日は晴れるかな。  昨日の「カバディとリレーフルマラソン」に続けて,学級通信(1990年)の記事です。  全学級が「ドリームワールド」の企画を進めるなか,リレーフルマラソンの参加者を集めるのは,大変な作業(活動)でした。  学級だけでなく,文化祭で役割をもつ生徒たちは,係を中心にして“人集め”をしました。
 今週に入り,文化祭の準備が忙しくなり,昨日は大変でした。特別清掃,パネル運び,クラブ展示と全体の準備があり,その合間をぬって,トリームワールドのリレーフルマラソンの名簿作りや,カバディの準備をしました。係になった人たちは,下校時間いっぱいまで大変でした。  422人がそろうかどうか心配していたリレーフルマラソンも,給食の時間から強引ともいえる呼び込みが効をそうして,422の名簿が埋まりました。(左の通りです。)100mを何回も走ってもらう人もいるわけですが,当日せひニ時間を切るタイムを出したいものです。
名簿1025。

 422の走る順番が決まったわけですが,当日,家の人たちも来てもらって参加してもらえるといいなと思います。何回か走る人の順番に入ってもらえば,まだ,かなりの人数に走ってもらえると思います。きっと二時間を切る世界最高記録が出るでしょうから,一人でも多くの人に参加してもらって、その記録を出したいと思います。  明日は,みんな家の人にも参加してもらおう。
 こうして迎えた「リレーフルマラソン」当日。  見事,バトンをつなぎ“完走”しました。そして,記録は「1時間56分36秒」でした。
 やりました。目標の2時間を切りました。前に紹介した三年前の朝日新聞では,1時間59分15秒で,“びっくり記録”と書かれていましたから,今回のは,何と言ったらいいでしょう。  文化祭前に,「文化祭は短くなった?」「つまらんなあ。」と何人かの人から聞かれたり,言われました。“文化祭週間”という呼び方もしませんでした。でも,開会セレモニーのようす,合唱コンクールの質の高さ,クラブ発表の意気込みと工夫,そして,今年初めてのドリームワールドへと,どれをとっても,三年生の一人ひとりが意欲的に活動してくれて,“'素晴らしさ”を感じるものばかりでした。  さて,学級のドリームワールドは,前日までの人数集めやトラックのライン引き,距離表示板,横断幕作りと準備がなかなか大変でした。1時25分,横断幕前で記念写真,1時30分A君からリレーフルマラソンがスタートしました。29番目あたりから,予定と違うことが起き始めました。名簿の通りに人が集まりません。リレーを止めるわけにはいきませんから,代わりに走らなければなりません。B君,A君,一年のC君などが何回も代走に出ました。また,次の順番が分からなくなりそうなこともしばしばで,そのために,係の班のD君,Eさん,B君,A君などは,他の学級のドリームワールドには行かれなかったみたいでした。  421人に手渡されてきたバトンを,最終走者のD君が高く上げてゴールテープを切りました。記録,1時間56分36秒。世界最高記録を抜きました。何とも言えぬ,感動を受けたのは,私だけでしょうか。  今回の企画は,多くの人の努力と協力で成功しました。みなさんに感謝し,お礼を述べたいと思います。ありがとうございました。  もう一つのドリームワールド「カバディ」は,リレーフルマラソンがスタートしても,なかなか人が集まらず,ゲームをするのに困っていたようです。しかし,徐々に人も集まり,何チームかの人たちに楽しんでもらうことができました。やってみると結構作戦の難しいゲームで,新しいスポーツのよさを知ってもらえたようです。中でも強かったチームが「ここほれワンワンズ」(F・G・H・I・J)チームで,無敵を誇っていたようです。
 中学生のパワーが行事のなかで発揮されました。  最終走者がゴールする瞬間,大きな感動があったことを思い出します。  文化の秋,「自分達の手で創り上げた」という感動を得る子供達が,たくさんいることでしょう。  そうした場へ,地域の方も足を運んでいただきたいと思います。  みなさん,学校へ行きましょう